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『カーボン・CFRP』という素材をご存じでしょうか。航空機や自動車、自転車、テニスラケット、釣り竿など身近な所にも多くのカーボン製品があります。
カーボンは正式名称を『CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics』と呼び、日本語では『炭素繊維強化プラスチック』と呼びます。
一般的なプラスチックを軽くて強い”炭素繊維”で強化することで、プラスチックの成形性と炭素繊維の軽量で高強度な特徴を生かして様々シーンで用途が広がっている先端素材です。
カーボン『CFRP』は、海の中から陸上使用、航空・宇宙まで幅広い分野で使用されています。特に『飛ぶもの』はカーボンの軽さと強さが大きな効果となり多くの製品で採用されています。
CFRPの用途
F1の塗装してある部品は大半がCFRP素材で作られています。
空飛ぶクルマ『eVTOL』にも外装部品や構造部品の多くはCFRPで製造されています。
宇宙で使われるようなロケットや人工衛星なども多くにCFRPが採用されています。
宇宙に行くまでは『軽量化・高強度』・宇宙空間では『低熱膨張素材』というそれぞれの特徴で使用されています。
産業用途が多いですが、身近な所ではゴルフシャフトや釣り竿・テニスラケット・自転車・ドローン・パソコンの筐体などへも普及しています。
1968年に創業した㈱UCHIDAは、今日まで55年に渡りFRPやCFRPを用いた試作開発のノウハウや技術を有しています。
CFRPの製造方法や多く存在しますが、高品質でドライカーボンとも呼ばれる代表的な製法『オートクレーブ成形』を紹介します。
オートクレーブ装置 Φ3m x L6m
航空機やF1など高品質で軽量・高強度が求められるハイエンドな製品に使用される成形方法が『オートクレーブ成形法』です。
写真の大型設備に製品を投入し温度と圧力を制御して焼き固めます。
オートクレーブ成形で使用する樹脂が含侵されたカーボン素材を『プリプレグ』と呼びます。
カーボンインソール『BAKUSOLE』もプリプレグ素材を使ってオートクレーブ成形で製作しています。
ハイエンドな製品と同じ製法で製作していますので、気分も高鳴ります。
お子さんを始め大人のみなさんもF1マシンに乗っているような感覚で『BAKUSOLE』を装着して駆け抜けて頂きたいと思います。
様々なハイエンドな分野で活躍しているCFRPのイメージが理解できたでしょうか。
そんなCFRPを使いこなしてきたUCHIDAが自社商品として手掛けたのが、カーボンインソール『BAKUSOLE』です。お子さんの成長を阻害することなく、人が本来持っている機能をインソールで優しくサポートし効率的な走りを実現します。